SCP通信 〜R7年8月号〜

SCP通信 〜R7年8月号〜

諏訪湖をずっと綺麗に!

諏訪湖クリーンプロジェクトでは、ご支援いただいたエリアをボートやカヤックなどを使って1年間清掃しています。
2025年8月度の活動内容をお届けします。

花火の季節、湖を美しく守るために
いつも諏訪湖クリーンプロジェクトを応援いただき、誠にありがとうございます。

真夏の日差しがまぶしい8月、諏訪湖周辺は観光やレジャーで訪れる人々でにぎわいを見せています。湖畔では散策やサイクリング、湖上ではカヤックやボートを楽しむ方々の姿が見られ、夏の諏訪湖ならではの活気にあふれています。一方で、この時期は諏訪湖の大きな魅力のひとつである花火大会もあり、打ち上げ後の燃えかすやビニール片などのごみが湖面や湖岸に漂着しやすくなる季節でもあります。

私たちの活動は、そうしたごみを一つひとつ丁寧に回収し、湖を訪れる方が気持ちよく過ごせる環境を守ることに直結しています。

地域の皆さま、企業や学校の方々と協力しながら進める清掃活動は、湖を守るだけでなく、次世代に美しい自然を残すための大切な一歩です。2025年の夏も、私たちは活動を積み重ねながら、皆さまとともに「ずっと綺麗な諏訪湖」を目指してまいります。

【諏訪湖祭湖上花火大会が開催されました。】

8月15日、夏の一大イベントである「諏訪湖祭湖上花火大会」が開催されました。約4万発の花火が打ち上げられ、湖面を彩る光と音の共演に多くの観光客が魅了されました。諏訪湖の夜空を鮮やかに染める花火は、地域を代表する夏の風物詩であり、毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。一方で、花火大会の翌日には湖岸や湖面に花火の燃えかすやビニール片などのごみが漂着します。これらは景観を損ねるだけでなく、水質や生態系にも影響を及ぼす可能性があります。

花火大会翌日に湖面のゴミを回収】

私たち諏訪湖クリーンプロジェクトでは、花火大会翌日に諏訪湖上の清掃活動を重点的に実施し、カヤックやボートを使用して湖面に浮かぶ花火ごみを回収しました。花火を包む玉皮の破片やビニール片など約100kgのゴミを回収しました。

花火大会は諏訪湖の魅力を多くの人に伝える大切な行事であると同時に、環境保全の意識を高めるきっかけにもなります。今後も美しい景色とともに、安心して楽しめる諏訪湖を守り続けていきたいと考えています。